後援会長からのメッセージ

「誰を遣わすべきか」と主に問われた時、イザヤは「わたしがここにおります。わたしを遣わしてください」と応えました。主の召命に対して即座に毅然と応える大預言者イザヤに羨ましいほどの潔さと覚悟があったことが感じられます。私たちには神様の計画は計り知れません。ですから誰がいつどのような形で神の召命を受けるのかは分かりません。しかし神様は必ずそれぞれの方に最善の時を選んで招かれるということは信じています。主の召命は人によって違い現役の牧師に聞けば全員が異なる時に、異なる方法、アプローチで主からの召命を受けたことが判ると思います。イザヤのように神の招きを直ちに受け入れて伝道者の道に進まれた方も、主の召命を何度も感じながらも断り続けた後に牧師となった方も居られます。ですから献身の思いを持って居られる方への主の召命の呼びかけもそれぞれ異なると思います。それは「誰を遣わすべきか」だけではなく、「わたしは必ずあなたと共にいる」というような漠然とした呼びかけであったり「主がお入り用なのです」「人間をとる漁師にしよう」「起きて町に入れ、そうすれば、あなたの為すべきことが知らされる」というような具体的な招きの言葉であったり様々だと思います。献身の思いを持って居られる方が主の御声を聞き、聖霊の導きによって召命感を与えられ、神学校に入学して福音宣教の伝道者となってくださることを心から期待し、祈っています。神学校で学ぶことによってあなたの求めているもの、あなたに求められていることが必ず与えられるでしょう。どうぞ日本聖書神学校の門を叩いてください。必ずあなたの為すべきことが知らされるでしょう。

(菊池公平後援会長)

後援会活動とは

後援会は、全国の教会、伝道所、信徒の皆さんからお捧げいただいた献金を日本聖書神学校に助成金としてお捧げしています。この助成金から神学生で経済的な支援を必要として居られる方に奨学金が拠出されています。
後援会はこれからも後援会活動の輪を全国に広げて行き神学生が経済的な不安を持つことなく安心して学ぶことが出来るように、より確かな本当の意味での後援会になりたいと願っています。
後援会は神学生を奨学金という形でお支えしていますが、後援会自身は全国の教会そして教会に連なる多くの皆様のお支えによって成り立っています。後援会が日本聖書神学校に充分な貢献をするためには日本全国の教会、伝道所の皆様のさらなる御協力が不可欠です。どうぞ福音宣教のための伝道者を輩出する日本聖書神学校そして後援会の働きを憶えて、お祈りと共に今後とも日本聖書神学校の後援会をお支え下さい。