ヘルンフートの星

「ヘルンフートの星」は、18世紀にドイツ敬虔主義の指導者ツィンツェンドルフが自分の領地に設けた、ヘルンフート共同体に由来するものです。
共同体が海外宣教を積極的に展開している時代、寄宿舎に残り寂しさをかみしめる宣教師の子どもたちを慰めるために、共同体の幾何学教師が考案し、広まったと言われます。クリスマスの時期にドイツの各家庭に飾られる星飾りの起源とも言われます。
https://www.herrnhuter-sterne.de/Entstehungsgeschichte.html

神学校では本校講師河野和雄先生が独自に「ヘルンフートの星」に倣って考案された星を飾っています。

見本のサイズは今日作るものの約半分。今日は完成すれば直径30センチくらいになるものです。本校講師の河野和雄先生はもう40年くらい、このヘルンフートの星を自作しておられるそう。
必要な道具はこれとあと目打ち。
最初に作るのは作業台です。
土台の展開図。これを切り抜きます。
組み上げた26面体。これに「光」のパーツを接着して行きます。土台に貼り付け順が記入済み!
パーツはこんな感じ。
本日の作業はここまで完成まであとこの作業を24回繰り返します。
自宅で完成させたものがこちらです。